皆さんこんにちは近年、TikTok内では「企業アカウント」が注目を浴びています。
企業アカウントとは、社内の様子などを発信しているアカウントを意味します。現在、採用広報の
1つとして、働く現場や社員の雰囲気を、求職者向けに情報発信している企業アカウントが増加。
今では、企業アカウントが人気ジャンルの1つになりました。
しかし、ただSNSを使えばいいというものではありません。
今回は、TikTokを使って採用に成功した企業とそうでない企業についてお話していこうと思います。
TikTokにおける失敗
TikTokにおける失敗とは、フォロワーや動画の再生数が全く伸びずにユーザーを集客できないことです。
原因はさまざまですが、しっかりと戦略を練っていないことで失敗することが多いです。
TikTokの動画を作るためには、撮影や編集などの労力がかかります。つまり、TikTokで採用に失敗するということは、必然的に時間と労力の浪費につながってしまうということです。
それでは成功した企業の戦略3選を解説していきます。
某タクシー会社TikToker’’踊るタクシーおじさん’’
サラリーマンのおじさんが全力でダンスを踊っている動画です。
タクシー業界は慢性的な人手不足だといわれています。
そんな中タクシー業界を揺るがせたのが’’タクシーおじさん’’です。
SNS戦略により応募が増え、採用単価はかなり下がりました。
採用に力を入れたい方は是非参考にしましょう。
踊るタクシーおじさんの参考ポイント
・ユーザーに楽しんでもらえるコンテンツ作り
会社で撮影はしていますが仕事内容に触れることはしていません。
なぜなら広告を見るためにTikTokを見ているユーザーはいないからです。
つまり視聴者の目線になることが大切です。
・一般ユーザーと親しくコミュニケーションをとる
ユーザーからのコメントに対して反応したり、コメント内容を取り上げた投稿を行う、
TikTokライブでコミュニケーションを積極的に行うことでユーザーの親和性を高めている例が多く見られます。
従ってコメントが来るような投稿文や動画内容にすることを心がけましょう。
つまり、
やりすぎたブランディング・企業目線での投稿はNG
ビジネス感のある動画を投稿しても、認知すらしてもらえません。
会長、社長などの役職のある方が、TikTokユーザーと同じ目線で
親しみのある投稿をすることによって、親近感を持ってもらえます。
TikTokやSNS利用して採用するにあたって、企業が意識しているほど
ブランディングは必要ありません!!!!
むしろ、普段の生活で関わることのない役職のある方の砕けた投稿が
TikTokユーザーの胸にささるのです!!!!
TikTokユーザーは面白い動画を求めていることがほとんどです。
第一に、企業の伝えたいことよりもユーザーに面白いと思ってもらえるかどうかを優先的に考えましょう。人気を獲得したのちに、ユーザーに不快感を与えない程度に企業の宣伝を入れることが重要になります。
これに気を付けて動画を作成しましょう。
続いては
某工業会社’’おじさんTikTok’’
中高年社員の頑張る姿を投稿。若者から癒されると支持を得て、多くの新入社員獲得へ
一般的に製造業は3Kと呼ばれる「きつい」「汚い」「危険」といったマイナスイメージがあり敬遠されやすいことから、他の業種に人材が流れていることも、人材不足を招いている理由です。
ですが100万回再生があった直後1つのコメントが届きました。
「新卒採用は行ってますか?」
TikTokは若い人にとって就活のツールにもなっているんです。
そんな癒し系’’おじさんTikTok’’の参考ポイント
・若い年代にささるもの
利用率は10代が13.6%、20代が13.0%、30代が8.5%と、若い年代ほど高い傾向にあります。
メインターゲットは10代です。若者にアプローチできる動画内容が肝心です。
つまり、
親しみにくいものはNG
TikTokを企業として活用するなら、まず「親しみ感の醸成」がポイントです。サービスの宣伝や紹介もほかのユーザー投稿と同じように、コンテンツとして調和させる方が視聴数は伸びやすくなります。いかに一般ユーザーに見られるかが肝です。
企業が話したいことを話すのではなく、TikTokユーザーが見たいもの、
聞きたいものを意識した投稿にする必要があります!!!
プレスリリースとSNSの投稿は全く別のものです!地球と火星くらい場所が違います!
なので一般の企業がしないようなこと(ドッキリなど)がユーザーの興味を惹きつけています。
プロモーションと感じさせると一気に伸びなくなります。
モバイル事業代理店TikToker‘’上司と部下’’
携帯ショップは慢性的に年中人手不足と言われていますが
「○○で出勤してみた」と題した動画では、1,400万回再生を超える反響があり、
仲のいい先輩後輩の掛け合いが人気の理由で、「仕事って楽しい」というメッセージを伝え、
「企業イメージがつかめた」「簡潔に企業の魅力が分かった」という意見が挙げられ、採用に繋がったのです。
参考ポイント
・初めのインパクト
冒頭3秒でユーザーの心を掴まなければいけません。
初めのインパクトを強くし、「続きを見たい」「オチが気になる」と思わせることが重要です。
起承転結がしっかりしています。
つまり、
影響力がないものNG
生真面目になりすぎないことでビジネスを大きく発展させています。
やるからには本気でエンターテイナーになっていただきたいのです。
従って会社からの理解が必要なのです。
せっかく面白い企画を作ってバズらせることができても
企業理念に囚われすぎてしまうとつまらない動画になってしまい
採用まで至りません。
出演者はTikTok採用にあたって会社の顔になります!!
従って、会社のみなさんの理解が必要になります!!
企業理念よりも、出演者の意向を大事にしましょう!!
そしてこの3つの成功者には共通点がございます。
それは毎日投稿です。
投稿時間は統一し、毎日の投稿でファンの記憶に残ります。
つまり、
こだわりすぎて動画の投稿頻度が低いのNG
1秒目が半目だった
今回の前髪が気に入らない
ネクタイが歪んでいる
などといった気にしないでいいところまでこだわり続ける方が多いですが
こだわりすぎて投稿頻度が落ちるとユーザーの記憶に残るのは難しいです。
例え話ですがボタンを掛け違えたまま投稿した場合
「掛け違えてるじゃん!」とコメント欄に書き込みがありバズるかもしれないのです。
TikTokは何でバズるかわかりません。
有名になった受講者さんの中に靴の色がおかしいというコメントが投稿され、
ユーザーとやり取りしたのが発端で有名になったスポーツトレーナーの方もいます。
ではNGをまとめてみましょう
NGまとめ
・やりすぎたブランディング・企業目線での投稿しているもの
・若い年代にささらないもの
・親しみにくいものは
・初めのインパクトがないもの
・影響力がないもの
・こだわりすぎて動画の投稿頻度が遅いもの
縛りがありすぎるものはTikTokに不向きということです。
TikTokはラフにするのが重要です。
今や大手企業でか堅苦しさを排除したダンスを踊って
楽しさを伝えています。会社の理念と動画は別のカテゴリで分けれる
企業であることが成功の秘訣ですね。
最後に
SNSが主流になってきたと言ってもTikTokを利用している企業はまだ少ない状況です。
今から初めても十分に集客やマーケティングに特化できるツールとなっております。
今回紹介した成功点や失敗点を踏まえながら、バズる運用方法でTikTokでの採用に活用してみてはいかがでしょうか?
TikTokはビジネスを成功させるだけでなく、人生をも変えます。