皆様こんにちは!松原です!
近年、飲食店・美容室・観光業などさまざまな企業のWeb担当者の方にこの質問をすると、「SNSを運用している」と答えた方のうち、8割くらいの確率で複数のSNSを使用していることがわかりました。
しかし「運用ができず放置or各SNSのフォロワーを相当数獲得できたけれど集客や販促に活用できているかわからない」
という悩みを抱えいる方が大半です。
SNSで成果を出すためには、Web広告とは異なるSNSの特徴を理解しておく必要があります。
本記事は集客に悩む方に向けて、集客の効果を最大化するための施策について説明しています。ぜひ最後までご覧ください。
その前に!? 5月度各種機能更新情報をお届け!!
様々なプラットフォームにおいて今月もアップデートや最新情報がありましたのでご紹介します。
YouTubeの投げ銭「Super Thanks」日本で開始 200円~5000円
YouTubeは、視聴者がクリエイターを支援できる機能「Super Thanks」が始まりました。
Super Thanksを使うと、YouTubeの視聴者がクリエイターやコンテンツを支援できます。応援していることをアピールするため、ユーザーが200円から5,000円までの4段階の金額のSuper Thanksを購入すると、そのチャンネルの動画にアニメーションGIFが表示されたり、購入を示すカラフルなコメントが表示される。クリエイターは自身の熱心なファンを見つけ、そのコメントに「ハート」や「高評価」を押して対応します。
視聴者によるSuper Thanksのコメントのカスタマイズも可能です。クリエイターとファンとの交流を促進する。
Super ChatやSuper Stickersなど、クリエイター支援「Superシリーズ」の新機能搭載
Amazon MusicとTikTokがコラボ!日本のTikTokで人気の曲を集めたプレイリストをAmazon Musicで毎週更新されました。
TikTok主催の今回のキャンペーンでは、TikTokユーザーであればどなたでも、TikTokアプリよりキャンペーンページにアクセスのうえお申し込みをすると、Amazon Music Unlimitedが4ヶ月間無料で楽しめます。本キャンペーンの実施期間は、4月26日(火)から5月25日(水)までの予定だそうです。詳細についてはTikTokのキャンペーンページをご確認下さい。
キャンペーンページURL:https://snssdk1180.onelink.me/BAuo/amazonmusicunlimitedforTikTok)
※本キャンペーンに参加するには、TikTokアプリよりキャンペーンページにアクセスのうえお申し込みをして下さい。
Instagram、リール動画にタグ付けするクリエイターのカテゴリを表示できる機能開始。
リール動画にクリエイターのアカウントをタグ付けする際、アカウント名だけでなく、「ダンサー」「写真家・フォトグラファー」「メイクアップアーティスト」などクリエイターのカテゴリも表示できるようアップグレードしました。
この機能により、動画や写真などのコンテンツを制作する際に各クリエイターがどのような役割で関わったのかといった情報を表示できるようになりました。
Twitter有料化
このサービスでは、2021年6月にカナダとオーストラリア、11月に米国で開始したもので、日本では未展開でした。毎月2.99ドルで投稿の取り消しやツイートのカテゴリ別ブックマーク、認証済みNFT画像のプロフィールへの適用といった追加機能が利用できる。一方で、ツイートの投稿や削除など、一般的な機能は引き続き無料。つまりオプション扱いだそうです。
集客に使えるYoutubeとは!
①YouTube集客はターゲットを選定!
YouTubeの集客動画において、重要になる1つ目のポイント「ペルソナの活用」
まず誰をターゲットするのか、ペルソナ設定が重要。
例えば、「旅行」を例にして考えてみると、「カップルにおすすめの旅行を紹介する動画」と、「家族で楽しく過ごせる旅行の動画の紹介」では、ターゲット層が明らかに違うことが分かります。
ターゲットを「旅行」だけに絞るのではなく、「20代」「趣味」「収入が高い」といった細かい属性まで設定をしておきましょう。
細かいターゲット層を絞ることで、特定のユーザーに刺さる動画を発信できるだけでなく、集客につなげることが可能です。
ですので動画のターゲットを選定するためにペルソナを活用しましょう。
②タイトルには重要ワードを入れてSEO対策!
動画の内容だけではなくタイトルも重要な集客要素の1つです。
YouTube動画では、Google検索も対象になるため、検索ワードに引っかかる「ワード選定」を考える必要があります。
以下の4つが大切です。
- 動画タイトルの情報だけで動画の中身が理解できるようにする
- 他の動画との差別化
- ユーザーが動画検索をするワードを反映している
- 想定しているタイトルは、左側に寄せ
上記を意識しながら動画タイトルを決めましょう。
③YouTube集客するためにサムネイルを工夫!
1人でも多くの人に視聴してもらうためには、サムネイル画像の作成も大切なポイント 。
サムネイルクリック率がどの程度なのか確認しましょう。
サムネイルを作成する際は、以下の4つを心がけましょう。
- 文字数は短く分かりやすく
- 表情が硬いものはお勧めしません。躍動感があるといいです。
- 視聴者にウケそうな言葉を取り入れる
- タイトルとサムネイルで世界観を作る。
このポイントを押さえ、サムネイル画像を作成すると、既存の動画でも再生数が高くなり、集客が期待できるでしょう。
④動画再生数を増やし、実際に商品を購入してもらうために一定の頻度で投稿する!
YouTube動画では、一定でに動画投稿し、飽きさせないような設計を心がけましょう。
どんなに良い動画を作成しても、定期的に情報を発信しないチャンネルでは、魅力的なサービスでも鮮度が落ちてしまいます。
⑤YouTube集客は内容を一つに絞る!
10分程度の動画を作るなら沢山の要素を取り込みたくなるものですが、
そうすると「何を伝える動画なの?よくわからない」という残念な結果になりかねません。
YouTube動画を作るなら、内容を詰め込まずに、1つのテーマに絞り作るように心がけましょう。
1つのテーマに絞り10分の中に関連した情報が多ければ、「他の動画をチェックしてみよう」と気持ちになりますのでおすすめです。
集客に使えるのTikTokとは!
今アツいといわれているのがTikTok。
TikTokのメインユーザーは、10代~20代の若年層です。最近の調査によると、TikTokの利用率は全年代で17.3%に対し、10代が57.7%、20代が28.6%です。
40代以上のユーザーも一定数いますが、ビジネスでの利用が多いです。よって若年層が中心と考えて下さい。
なので若年層の興味関心の強い業界やサービスに限定してマーケティングを行うと効果絶大です。
①短い動画で関心を持ってせる→短時間で情報量を伝える→YouTubeに誘導
集客に効果的な施策となるでしょう。
企業参入が比較的少ないTikTokを窓口にすることで、今なら差別化も図れます。
②ユーザーの年齢層が近いので、Instagramへの連携付けもできる!
※Instagramではビジュアル重視の投稿が好まれます。素材は使い分けましょう。
③広告感の強いコンテンツの投稿NG!
視聴者は創造的でエンターテイメント性の高い投稿をを楽しみたいため広告感の強いコンテンツの投稿は不向きです。
メルマガ登録を促してしまうと、嫌悪感を与えてしまう可能性大…
④TikTokのユーザーは反応率が高い=将来的に顧客となる可能性を秘めている!
目的をエンゲージメント獲得に設定し、ファン獲得を目指した動画を制作しましょう。
他のSNSや自社サイトから集客するための入り口として、TikTokを窓口に活用してください。
⑤堅苦しい文章は避けて、視聴者に伝わりやすい言葉を選びましょう!
動画作りのコツは動画内容によっても異なりますが、共通しているのは「続きを見たい」「詳しく知りたい」と感じる内容にすることです。
具体的には、動画の序盤での興味を引く見せ場を設けましょう。他の視聴者にも知ってほしい!拡散したい!という感情を動かす内容、言葉選び、エンタメ性を作り出し
視聴者の興味を引く魅力的な動画作りを作成し、おすすめ表示を獲得しましょう。
【具体例】
某飲料会社
新商品を販売した際に、TikTokでハッシュタグを用いたキャンペーンを行いました。
「#ありがとうチャレンジ」というハッシュタグをつけて動画投稿すると、抽選でポイントが当たる。また、特別賞に選ばれると、投稿した動画が渋谷の屋外ビジョンで放映されるという特典付き。
「#ありがとうチャレンジ」を付けられて投稿された動画は大きな反響を呼びました。
成功したポイントは
・知人と共有したくなる商品を、TikTok上のキャンペーンと掛け合わせたこと
・抽選キャンペーンのインセンティブを用意したこと
視聴者参加型のキャンペーン設計を行うことの重要性がわかる事例です。
某大手美容会社
「#いいね割チャレンジ」というハッシュタグ付きの動画を投稿すると、動画のいいねの数にあわせて割引されるキャンペーンを行いました。
結果として「#いいね割チャレンジ」の参加者は8万人を超え、投稿された動画の総再生数は2億4,000万回を超えました。
このキャンペーンが成功したポイントは
・有名人を起用し、広く注目を集めた
・キャンペーンのターゲットに刺さる特典を用意した
影響力のあるインフルエンサーを起用することは、キャンペーンの効果を高めるための近道です。
ただ投稿を呼びかけるだけでなく、視聴者が投稿するモチベーションとなるようなインセンティブの設計も重要となるでしょう。
TikTokは新しい集客媒体として注目を浴びている一方、まだ参入企業も多くはないため、集客に活用するチャンスです。自社の商材やターゲット層との相性によっては、大きな効果を発揮するでしょう。
SNS集客を始めてからの注意点!
SNSは短期的に成果が出るものではないので、運用しているうちにうまくいっているのかどうか不安に
なってしまいますよね…では次のポイントを意識してみましょう。
①成果と目標を照らし合わせる
うまくいっていないと判断するには、1カ月に1回、最初の目的が達成されているか確認するのが重要です。
例えば、投稿はどれくらい閲覧されたかチェックしましょう。
もし、目標とする数字に達していなかった場合、TikTokであれば文章の内容の見直し、投稿時間を変えてみる、フォロワーとの親密なコミュニケーションを取ってみたりするなどしてみましょう。
②フォロワーに積極的にいいねなどをして繋がりを持つ
SNSを運用していくにあたって、投稿をすると、フォロワーがコメント、いいね、をしてくれます。
反応をくれたことに対するお礼を込めて、返信やいいねを返すなど反応しましょう。
反応をすると、そのフォロワーさんがまた反応をくれて、段々と信頼関係が生まれていきます。
今回はSNSを活用した集客の事例やその特徴をご紹介していきましたが、いかがでしたか?
今ほとんどの人が一度は使ったことがあるSNS。ユーザーとオープンで親しみのある企業イメージや商品の魅力を伝える上では、なくてはならない存在となっています。
新しいファンや見込み客を獲得したいとお考えの方は、まずは簡単にスタートできるSNSを継続的に活用してみましょう。継続することが大切なのです。
そして「何が分からないか分からない」状態の方「基礎をます固めたい」という方は、まずはバジコンを受講して頂きSNSを有効に活用して頂きたいです。
ぜひお気軽にご相談ください。