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【YouTube広告】Google新広告!?ファインド広告の設定方法、 付け方を徹底解説!
販売戦略
2020.04.02
【YouTube広告】Google新広告!?ファインド広告の設定方法、 付け方を徹底解説!

Google Marketing Live2019で発表されたGoogle新広告の「ファインド広告」は、カルーセル広告としての配信も選べるところがポイントとなっています。
新しいという事はユーザーにとって「広告だ」という認知度がまだ低いという事なので、目につく時間も長くなり、広告物を認知、購買してもらうには最適だと考えます。参入は早いほど良いというところで、今回はファインド広告の使い方ついて詳しく解説します。

ファインド広告とは?

ファインド広告は、海外ではGoogleのディスカバーフィードに表示されるため、Discover Adsと呼ばれています。
特徴としてはGoogleプロダクトを使って検索履歴、動画閲覧履歴などから、使用ユーザーの趣味嗜好を予想し、ホームフィード画面にそのユーザーに合った広告を打ち出すことが可能です。そのため、ピンポイントでターゲティングができる広告と言えます。

Google版

 

あなたもGoogleを立ち上げ検索エンジンで調べ物をする際、検索窓下にコンテンツがフィード形式で表示されているのを見たことがあると思います。
このディスカバーフード(Discover foods)に広告を掲載できる広告が、Googleでのファインド広告(Discover Ads)です。
Google以外にもYouTube、Gmailのホームフィードにもファインド広告は表示されていますので解説します。

用語解説   フィード形式・・・コンテンツを見やすくするために、配信用に加工した文章の形式。

ディスカバーフード(Discover foods)・・・Google検索画面下のスペースを指す。

YouTube版

参照:#家で一緒にやってみよう【TouTube Japan  公式チャンネル】

参照:日本一汚い川綾瀬川はやっぱりすごかった… 【宝探しちゃんねるATENALES】

あなたはYouTubeを利用する際、どこで動画を探しますか?「検索窓」、「急上昇」、「ホームフィード」等、探し方は様々ありますが、YouTubeのファインド広告はホームフィードに表示される広告です。YouTubeのホームフィードは動画の視聴履歴やGoogle検索履歴からユーザーの趣味嗜好を予想し、選ばれた動画が表示されているので、ホームフィードから動画を探す方も増えていると推測します。

筆者がYouTubeを利用する際、ホームフィードから動画を探すことが多いのですが、ファインド広告の場合、広告ではない、動画に挟まれていたりするので、広告と判断されにくい特徴があります。広告であると判断されたとしても、ユーザーが興味のある広告しか表示されない場合が多く、ユーザー視点で見ても全く不快ではありませんでした。ですので、ファインド広告は、購買や認知に繋がる事が大いに期待できるのではないかと考えます。

Gmail版

Gmailの受信Boxを開いた際、受信メールの一番上に広告タグが付いている広告を見たことがあると思います。それがファインド広告です。受信Boxに表示されるので、一見広告だと分からないという特徴があります。

ファインド広告の仕様

ファインド広告は単価設定、ターゲティングなどいくつかの設定が自動的に行われ、マーケティング目標、入札単価、予算に基づいて最適な掲載結果になるよう調整されます。
また、調整できない機能があります。(以下、記載)
・個別単価設定を使った入札戦略
・配信方法
・モバイル端末のターゲット設定
・プレースメントターゲティング(プレースメントの除外を含む)
・フリークエンシーキャップ
・広告のローテーション
・コンテンツターゲット
・手動による広告の作成

またファインド広告の仕様は以下の通りです。

・画像
画像は1.91:1の横型(推奨サイズ 1200×628)、1:1(推奨サイズ 1200×1200)の正方形の2種類を設定できます。1つの広告に対して、最大15個の画像を設定できます。

・ロゴ
1:1 の正方形のロゴを設定できます。
※最大ファイルサイズは1MBまでです。

・見出し
半角 40(全角 20)文字以内で指定できます。最大 5 個の広告見出しを指定できます。

・説明
半角 70(全角 35)文字以内で指定できます。最大 5 個の説明文を指定できます。

・会社名
半角 25(全角 12)文字以内で指定できます。

・URL
広告をクリックしたユーザーにデフォルトで表示されるランディングページです。

・行動を促すフレーズ
広告作成ツールのプルダウンリストから、行動を促す最適なフレーズを選択します。

ファインド広告の審査基準

「スタイルと表現」、「句読点と記号」、「大文字アルファベットの使用方法」、「重複表現」など細かく規定があります。

参考URL
https://support.google.com/adspolicy/answer/6021546#329

ファインド広告で設定できるターゲティング

ファインド広告キャンペーンで設定できるターゲティングは、「オーディエンスターゲティング」と「ユーザー属性」です。
ユーザー属性は年齢、性別、子供の有無、世帯収入に基づいてユーザーにアプローチするのに対し、オーディエンスは以下の4つをターゲットとして設定する事が可能です。

・リマーケティング ・カスタムインテントオーディエンス
・購買意欲の強いオーディエンス ・地域

※カスタムインテントオーディエンスとは・・・関連する商品やサービスを積極的に検索しているユーザーに、関連するキーワードを設定する事ができます。そのため、ピンポイントでターゲットへのアプローチが可能になる機能です。

広告の表示方法

広告の表示方法ですが、現状では下記の2つの配信方法が存在します。
・ファインド カルーセル広告  ・ファインド広告

ファインドカルーセル広告の設定要件

・最終ページURL
・見出し:半角 40(全角 20)文字以内
・説明文:半角 90(全角 45)文字以内
・会社名:半角 25(全角 12)文字以内
・画像:2枚以上
・ロゴ:1枚以上

ファインド広告の設定要件

・最終ページURL
・見出し:半角 40(全角 20)文字以内、最大5個
・説明文:半角 90(全角 45)文字以内、最大5個
・会社名:半角 25(全角 12)文字以内
・行動を促すフレーズのテキスト
・画像:1枚以上
・ロゴ:1枚以上
ファインド広告に設定する画像
ファインド広告の配信に必要な画像サイズは以下です。

・横長画像(1.91:1)
推奨サイズ: 1200×628(最小サイズ:600×314)
最大ファイルサイズ: 5 MB
ファイル形式: JPG、PNG、静止 GIF

・正方形の画像(1:1)
推奨サイズ :1200×1200(最小サイズ: 300×300)
最大ファイルサイズ:5 MB
ファイル形式: JPG、PNG、静止 GIF

・ロゴ画像
推奨サイズ:1200×1200(最小サイズ: 300×300)
最大ファイルサイズ:1MB

となっています。

まとめ:【YouTube】Google新広告!?ファインド広告の設定方法、
使い方徹底解説!

2種類の配信方法、ターゲティング設定があり、Google、YouTube、Gmail、3つの配信先に広告を掲載でき、新しい広告なのでブルーオーシャンである。やはり非常に魅力的ではないでしょうか?

これからのGoogle広告の主流となるかもしれないファインド広告。あなたも利用してみてはいかがでしょうか?

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