YouTubeに動画広告を出稿してみたものの、広告の効果が出ているかよくわからないと感じている方はいらっしゃいませんか?
マニュアルを見ても、指標の数が多すぎてどれをチェックしたら良いのか迷うかもしれません。
この記事ではそんな方のために、YouTubeに動画広告を出稿した際の効果測定や分析方法、どの指標をチェックすれば広告の効果がわかるのかを詳しく解説します。
1.YouTubeの広告レポートの確認方法
YouTubeに広告を出稿すると、YouTube広告レポートからその効果を確認することができます。
YouTube広告レポートにアクセスするには、次の2種類の方法があります。
1.YouTubeクリエイターツールより「アナリティクス」→「広告」を選択
2.YouTubestudioベータ版よりメニューの「アナリティクス」→「収益の獲得」→「広告の種類」をクリック
です。
2. YouTubeの動画広告の指標の意味
次にYouTubeの動画広告における主な指標の意味を説明します。
1.再生回数
動画広告が最後まで再生された、広告がクリックされたなど広告が有効に働いた回数を示します。
最も重要でわかりやすい指標です。
料金も発生します。
2.総再生時間
ユーザーが動画広告を再生した合計時間です。
この時間が短い場合、動画広告の内容自体を改善する必要がある可能性が高いと言えます。
3.表示回数
ユーザーに動画広告が表示された回数です。
4.視聴率
表示回数に対する再生回数の割合で、再生回数/表示回数×100で計算されます。
ユーザーがどのくらい動画広告に興味を持ったかがわかるので、視聴率が低い場合は動画広告の内容をユーザーの興味を惹くような内容に修正する必要があります。
5.動画再生率
動画再生率は25%、50%、75%、100%の4つに分類され、それぞれ動画広告がどのくらいの長さまで再生されたかを計る指標です。
動画広告のうちどこまでがユーザーを惹きつけているのかがわかるので、修正の方向を決める指標となります。
6.動画視聴後のチャンネル登録者数
動画を配信するアカウントに興味のあるユーザーが登録するので、宣伝効果の重要な指標です。
登録者数が多いほど認知度も上がります。
7.クリック数
動画広告の視聴者が広告をクリックした数を指します。
動画広告においては、売り込みたい商品やサービスをどれだけアピールできているかを計るために重要な指標です。
8.コンバージョン数
動画広告をクリックした視聴者が、商品購入やお問い合わせなど広告の目的とする成果につながった数を指します。
動画広告を通じて視聴者が行動を起こした数とも言えるので、とても重要な指標です。
9.視聴単価
1回の視聴にかかった費用で、これが低いほど動画広告の費用対効果が高いと言えます。
YouTube動画広告の指標の種類は多いですが、どのようなことを計れるのかがイメージできればそれほど覚えるのは難しくないでしょう。
3. YouTube動画広告の目的によって重視する指標は異なる?
YouTube動画広告の目的によって分析の時に重視する指標は変わります。
この項目では3つの目的別に重視すべき指標を解説します。
1.YouTube動画広告の目的が認知度向上の場合
「再生回数」や「表示回数」の指標を重視しましょう。
なぜなら認知度向上には「率」ではなく「数」が重要であり、どれだけ多くの視聴者に商品やサービスについて知ってもらえるかが重要となるからです。
2.YouTube動画広告の目的が購入検討の場合
「動画再生率」「クリック数」の指標を重視しましょう。
動画再生率においては、最後まで動画広告を見てもらえる方がよいのはもちろんのこと、クリック数ではどれだけランディングページに視聴者を誘導できたかを計ることができるためです。
3.YouTube動画広告の目的が行動促進の場合
「クリック数」「コンバージョン数」の指標を重視しましょう。
具体的な視聴者の行動と結びつく数字のためです。
視聴者は動画広告の視聴からクリック、ランディングページまで一連の流れと捉えて行動します。
どれか一つでも違和感があればそれは脱落につながるので、できるだけ雰囲気やデザインを揃えて視聴者が購入しやすいように配慮することが大切です。
4.動画広告の分析をするのに自信がないときは?
ここまで記事を読んでみて、YouTubeの動画広告を作るところまではよいけれど、広告効果の測定や分析まではちょっと自信が持てない・・・という方はいらっしゃいませんか?
そのような時にお役に立つのがバジンガ株式会社です。
バジンガ株式会社はWebマーケティング、SNSマーケティングに積極的に取り組み、積みあげてきた分析のノウハウでお客様の動画広告が、今どれだけの成果を上げているのかをさまざまな角度からお伝えします。
自分一人で動画広告の制作から改善のプロセスまでを、全て抱え込む必要はありません。
プロフェッショナル集団であるバジンガ株式会社の実力を、ぜひお試しください。
5.まとめ:YouTubeの動画広告の効果とは?チェックすべき指標について
YouTube動画広告の効果について分析する時は、目的別に重視する指標が異なるのがおわかりいただけたことでしょう。
市場の変化は目まぐるしく、改善していくのは大変ですが、時にはプロの力も借りてより良いYouTube動画広告を作り続けていってください。